2021年4月14日から開催されるMedtec Japanにて実機を展示
当社独自のロボット自律移動技術を電動車椅子のベースに搭載したのが搭乗型ロボット「ガルー」です。自動追従機能を搭載した製品版は、空港向けパッケージ製品として当社のシンガポール子会社であるDoog International Pte. Ltd.から2019年に製品化され、チャンギ空港に導入されました。チャンギ空港では、ガルーに乗客が1名ずつ乗車して最大3台を同時運行し、追従走行によって搭乗ゲートから入国審査への移動、トランジットの移動などに活用しています。スタッフが所持するスマートフォンから簡単に操作でき、未来的なモビリティデザインであることが特長です。また、スマートフォンを用いないスタンドアロンでボタン操作によるシンプルな運用も可能です。
2020年には、シンガポールで高齢者福祉サービスを提供するLentor Residence社に導入され、高齢者福祉分野でのガルーの運用が始まっています。Lentor社では、従来の手押し車椅子をガルーに切り替えることで、少ないスタッフでも高頻度のお出掛けサービスが提供できることが確認されたことからガルーの導入に至りました。ガルーの導入により、スタッフがより生産性の高い業務に従事できることや、お出掛けサービスをこれまで以上に利用しやすいものにしてゆけることが期待されます。
■自動走行機能「メモリトレース」の追加搭載
当社が独自に新規開発をした自動走行機能である「メモリトレース機能」を追加しました。メモリトレース機能は、自動走行させたい走行ルートを人がガルーを操作して誘導するだけで、周囲の風景を記憶し、走行経路の誘導が完了した瞬間に自動走行用のデータの生成も完了します。200m級の超長距離を3次元計測できるセンサ3D-LiDARを搭載することにより、あらゆる街中や建屋内での自動走行が可能です。
■高齢者福祉業界・医療業界向けに展開を進めるパートナーを募集
当社ではガルーを航空業界のみならず、高齢者福祉や医療現場などにおいて活用しやすい機器に進化させて参ります。自動走行モビリティ「ガルー」のみならず、協働運搬ロボットシリーズも介護や医療方面で活用いただけるシーンはあると期待しております。具体的には下記の運用シナリオを想定し、パートナー事業者と協力して事業展開を進めていけることを期待し、協業パートナーを募集しております。
○介護福祉、高齢者福祉分野における販売パートナー
追従走行機能つきの「ガルー」はすでに製品化されており、顧客へのアプローチ、提案、導入検証、クロージングなどを協力いただける販売パートナーを募集しております。既に老人介護分野で経験がある事業者でしたら、すぐに活動を開始して頂くことができます。製品パンフレットや販売パートナーの契約内容に関してはお問い合わせください。
○革新的なモビリティサービスのソリューションインテグレータ
当社新開発の自動運転技術「メモリトレース」の高度なシステム連携を含め、モビリティサービスを開拓している事業者と協業する形で革新的なモビリティサービスを構築してゆきたいと考えています。当社からはIoTインタフェースや自動運行に必要な技術情報を共有し、運行シナリオに合わせたシステムを構築頂くことができます。
これら以外にも、スマートシティ向けパッケージや実証導入パッケージとして当社よりご提供/ご協力ができる場合もありますのでお気軽にお問い合わせください。
■本リリースに関するお問い合わせ
本リリースに関するお問い合わせやアポイントメントのご依頼については、当社ウェブサイトのお問い合わせページよりご連絡いただけますようお願い申し上げます。
なお、2021年4月14日から16日に開催されるMedtec Japanへの出展を予定しております。展示会場ではガルーの他、2021年1月13日の当社リリース(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000043289.html)で発表した、ウシオ電機株式会社のウイルス抑制・除菌技術Care222®を搭載し、簡単に自動巡回走行できる小型ロボット(サウザーミニ)の実機をご覧いただけますのでお気軽にお立ち寄りください。
Medtech Japan:http://www.medtecjapan.com
会期:2021年4月14日(水)から16日(金)
会場:東京ビッグサイト 西展示棟
当社ブース番号:1112
※ブース番号・ブース位置は直前まで変更の可能性がございます。ご来場の際は主催者または当社ウェブサイトをご確認ください。
【出典】PR TIMES
【参考URL】https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000043289.html