【長寿のスパイス】 良いこと沢山!野菜&果物ジュース!

認知症予防に

野菜・果物ジュースを週3回以上摂取している人は、週に1回位未満の人に比べ、アルツハイマー病の発症リスクが70%も低いという研究があります。ジュースは市販品ではなく、自宅でミキサーを使って生の野菜と果物でジュースを作るものの方が栄養価が高くお勧めです。

果物はよく水洗いし、皮付きのままジュースにしましょう。
皮にはファイトケミカル(野菜の栄養成分)が豊富で、ミキサーを使って作ると食物繊維たっぷりのジュースが楽しめます。

糖尿病予防に

近年、生の果物の摂取は糖尿病の予防効果もある事が明らかになりました。果物は2型糖尿病の発症リスクを予防する効果がある一方、市販のジュースは逆にその発症リスクを上げることを米国ハーバード大学栄養学教室の博士が突き止めました。

糖尿病の発症予防の高い果物は、ブルーベリー、ブドウ、プルーン、リンゴなどのファイトケミカルや食物繊維の豊富な果物です。
市販のジュースではこれらの栄養成分を十分に確保することができません。

がん予防に

野菜と果物はがんの発症リスクを低下させることが、大規模な調査でも明らかになっています。
国立がん研究センターなどが実施している約20万人の日本人を対象とした調査で、野菜と果物を多く食べている人では、胃がんや肺がん、乳がんなどの発症リスクが低下することが分かりました。

また、米国では、心臓病・脳卒中・がんの予防の観点から、野菜と果物を食事に取り入れることを啓発する運動「ファイブ・ア・デイ(5 A DAY)」を、農産物健康推進財団(PBH)などが展開しています。

まとめ

果物に含まれる果糖が直接に血糖値を上げることはありませんが、、肝臓での糖新生によりブドウ糖に変換されます。
そのため、食べ過ぎると糖代謝の悪化や中性脂肪の増加につながるおそれもります。

体により果物ですが、食べ過ぎには注意が必要です。
適度に取り入れ、健康長寿を目指しましょう。