【長寿のスパイス】長寿の秘訣はお刺身にあり!?

日本人は、昔から旬の物を食べる習慣があります。旬の味には、天地のエネルギーが形成した、天然のうまみが凝縮していることを知っているからです。

日本料理のシンボルで、長寿者の大好物の料理にお刺身があります。

長寿者が好きな料理ベスト10

男性

1 刺し身
2 野菜煮物
3 寿司
4 煮魚
5 もち
6 天ぷら
7 卵料理
8 みそ汁
9 カレーライス
10 めん類

女性

1 野菜煮物
2 寿司
3 刺し身
4 煮魚
5 酢の物
6 みそ汁
7 カレーライス
8 めん類
9 もち
10 茶わん蒸し

お刺身やお寿司は男女ともに人気料理ですね。

お刺身は新鮮な魚の生身を食べやすく切りそろえ、盛り付けたとてもシンプルなお料理です。
生で食べるので、質の選択が重要になり、その基準は旬であることです。

旬の脂ののった魚には、DHA(ドコサヘキサエン酸)が豊富なので、物忘れや、脳の老化、
脳の機能低下を防ぐのに有効です。

DHA(ドコサヘキサエン酸)とは?

ドコサヘキサエン酸(DHA)は、必須脂肪酸の一つで、ヒトはDHAを食べ物から摂る必要があります。
DHAは、母乳に多く含まれる成分であることから、ヒトに必要な成分であることがわかります。
体内でEPAからDHAに変換されますが、その変換率は低く、DHAそのものを摂取することが大切です。

DHA(ドコサヘキサエン酸)の働き

脳、神経系の機能を保つ
子供の発育に必要
網膜の機能を保つ
炎症を抑える
血液を流れやすくする
体を酸化から守り、様々な疾患を予防する(抗酸化力)

DHAが多く含まれる食品

イワシやサバなどのいわゆる青い背の魚(青魚)です。
また、マグロなら霜降りのトロの部分に多く含まれています。
カブト煮などで食べる目の裏のゼリー状の部分(眼窩脂肪)には、最も多くのDHAが含まれています。