”溶けない?!アイス七”って本当に溶けないの?

アイスは時間が経てば溶けるもの、これが当たり前だと皆さんはお考えでしょう。
暑い夏にみんながお世話になる「アイスクリーム」ですが、美味しいアイスも時間が経てば溶けて液状になってしまいますよね。

小さい子供や、お年寄りは特に食べ終わるまでに時間がかかるので、最後まで食べきることができないかもしれません。

こんな悩みを解決したのが、金沢大学の太田名誉教授が考案した「溶けないアイス」です!!

夢のようなアイスですね!!

なぜそんな事ができるのか、実は、あの冬のフルーツ「イチゴ」から抽出された成分「イチゴポリフェノール」の力を借りて、牛乳やクリームの油脂成分と、空気の泡(気泡)と氷の粒(水分)をコントロールし、時間が経っても液状化せず、冷たいときは「アイスクリーム」温かくなると「なめらかなクリーム状」という不思議で美味しいアイスができているそうです。

この技術に加え、国際病院機構七尾病院と株式会社グローカル・アイがさらに健康栄養素を強化し共同開発した「溶けない?!アイス七(なな)」が完成いたしました。

この「溶けない?!アイス七」で強化した栄養素は以下の3種です。

・鉄分
・亜鉛
・カロリー

女性に嬉しい「鉄分」、高齢になると失われていく「亜鉛」、そして夏場は食欲が減退しますので栄養補給に高カロリー設計されています。

さてこのアイス、本当に溶けないのか、そして美味しいのか、実際に試食してみました。

バニラ味、いちご味、抹茶味の3種類があるのですが、写真的には白っぽい方より色が濃くわかりやすい抹茶味を選択してみました。
大きさはハーゲンダッツと同じか、少し小さいくらいでしょうか。
見た目は完全に普通のアイスクリームです。

このアイスを数時間放置します。

約4時間放置してみました。
表面につやが出てますね、普通のアイスなら完全に液体化していますが見たところ液体化はしていないようです。

スプーンですくってお皿に乗せてみました。
すくった感触はなめらかなクリーム、またはとても軟らかいムースのようです。

一口頂いてみると、当然冷たくはないのですが、食感はふんわりとしたなめらかで濃厚なクリームですね!!

びっくりです!!

味も抹茶の風味とクリームの甘さで違和感なく美味しく食べられます。

これなら、お年寄りでも時間を気にしながら食べなくてもよいですし、噛む力が弱まった方でも難なく食べられそうです。

例えば配膳の際でも、準備段階で時間がかかるので食卓に並ぶ際には少し液状化してしまう悩みが、このアイスで一気に解決できそうですね!!

今回溶かすことに集中してしまったため、冷たい状態での試食ができず後日、イチゴ味で試食してみました。

味は風味豊かなイチゴミルクで、濃厚な感触が楽しめました。
これなら、本当に小さなお子さんからご高齢者までのすべての方々が美味しく最後まで楽しめるアイスなのではと、率直に思いました。

下記のアドレスにこの「溶けない?!アイス七」の特設サイトがあります。
ぜひ併せて見てみてください。

国立病院機構七尾病院監修「溶けない?!アイス七(なな)」特別サイト